山谷堀公園改造工事(第3期)


施工場所      山谷堀公園 台東区浅草七丁目11番地(聖天橋~今戸橋)


工期        令和元年8月6日~令和2年3月16日


山谷堀公園は各線【浅草】駅を下車し、徒歩15分~20分程の距離にあります。山谷堀公園はかつては水路。現在は隅田公園からの散歩コースにはおすすめで、また春になると、桜の花がいっぱいになり、地元では有名なお花見スポットとして愛されつづけています。この度、山谷堀改造工事として、三ノ輪(日本堤)~隅田川への出入り口である今戸までの全長約700mを第1期~第3期の3回に分けて行われました。当社は第1期と第3期を請負い、今回は第3期工事についてご説明致します。3期は全長約150m、隅田公園に接する最後の工事です。水路(水の流れ)を模したインターロッキング舗装、水路に浮かぶ舟を模した石造オブジェ、地元伝統産業である鋳物のオブジェ等様々な『出しもの』のある公園に改造いたしました。


施工状況

かつては水路であったためか、水はけが悪く、まとまった雨が降るとすぐに湖のようになってしまいました。また、工事着手が10月であったため、台風等に祟られ、工期のほとんどを長靴を履いて作業をいたしました。釜場を掘っては水抜きを行い、途中で『いつも何の仕事してるんだろう』と思うほど水処理に苦労しました。夜、東京スカイツリーのブルーライトに何度か慰められました。現場が進み、仕上げ工事の段階に入ると、石工事(縁石、舗装、スツール、石造オブジェ)、鋳物設置工事(鋳物オブジェ)、ILB舗装工と日数のかかる工事が多数あり、現場での差配が大変でした。しかし、終わってみれば、手作り感満載のきれいな公園になりました。見上げれば、東京スカイツリーが見え、良い景観スポットになりました。