社員通信 ノコギリコレクション

 

樹木手入れに使用する鋸。
刃の長さや厚み、グリップの形状、鞘入りか折込か、など様々なものがあります。

会社支給・貸与のものもありますが、「もっとこういうものがあったら」と自分で買い足していくうちに、結構な数になりました。

 

 

 

1 樹木上でチェーンソー替わりに使えるものを、と思って購入。
両手でも握れる、長めのグリップです。

 

2 太い枝も楽に切れるカーブソー。刃がスリムだと狭いところにも入りやすい。
これは鞘もカーブしているので右利き用・左利き用があります。

 

3・4 カーブの緩急や刃の厚みは、僅かな差でも使用感がかなり異なります。
この2本は刃渡り270mmと240mmで、一般的な長さのものです。

 

5 刃はストレートで細身、狭いところでも切り残しなく切れるものを、と思い購入。
細身のため刃は厚めです。

 

6 形状はオーソドックスなものですが、こちらは根切用の鋸。刃物は土や砂利を噛むと切れ味が落ちますが、そうなりにくいよう加工されたものです。移殖や伐根の際には使い古した鋸を使っていましたが、専用のものをと思い購入。

 

7 折り込み式の小さい鋸。殆ど鋸を使用しない松のミドリ摘みの時に装備していきます。枝の込み合った樹木を登る際、鋸の柄が引っ掛かることがあるので。

 

不要な枝を外す、というただ一つの目的のためにこんなにも多くの道具が存在する。
それはいかに美しく、効率よく仕上げるかを追求した結果だと思います。

(職人通信2021/7/7 H.K)