鈴木通信 寒中見舞い (2005/01/15号)

寒中お見舞い申し上げます。
1月5日寒の入り、1月20日大寒、2月3日節分まで、1年で一番寒い時期をむかえます。風邪を引かないように皆さん十分気をつけてください。暖冬の年は、春のような気圧配置となり、定期的に低気圧が太平洋岸を通過していき、関東地方では暖冬の年は、雨や雪の日が多くなります。暖かい日と、寒い日が交互にやってきます体調の管理にには十分気をつけてください。
暖冬で、スイセンが12月から咲いたり、フキノトウの芽が出てニュースになっていましたが、少し郊外に出ると朝はしっかりと冷えて、霜で一面真っ白になっています。朝日があたるまでの短い間、葉っぱのふちが白く縁取られていました。

(1) 霜
埼玉県北足立郡伊奈町 撮影 平成17年1月7日
雑木林のクヌギ・コナラの落葉に霜が降りていました。

(2) 霜
埼玉県さいたま市 撮影 平成17年1月8日
広場では、春を待って地面に這いつくばっている雑草のロゼットにも霜が降りています。

(3)ソシンロウバイ
埼玉県さいたま市 撮影 平成14年12月23日
12月の終わりから咲き始める黄色いロウバイ、花がロウで作られたように見えるためロウバイと呼ばれます。1月の中旬まで咲いています。

(4) ウメ
皇居二の丸庭園梅林坂 撮影 平成15年2月7日
石垣改修工事のため2年間入ることの出来なかった皇居二の丸庭園の梅林坂が1月中旬から開放されます。冬至梅・白加賀・思いのままなど多くの種類のウメが植えられています。早咲きのウメが12月末から咲き始めました。

(5) ウメ
皇居二の丸庭園梅林坂 撮影 平成2年3月
1時過ぎに行くと、石垣が陰になり手前のウメに日が当たり浮き上がって見えます。見ごろは1月下旬から2月となりそうです。
サクラで有名な隅田公園でも2月の19日・20日に梅祭りが行われます。

(2005/01/15号 鈴木 信晶 著