平馬通信 ヨーロッパに見る可憐な花たち NO.6(2003/12/01号)

イギリス 『王立エデインバラ植物園のロックガーデン』

ロックガーデンの魅力は、何といっても世界各地の高山に出かけて行かないと見られない、その美しい花や珍しい花たちを、街中や近くの植物園でも見られることです。加えて高山という特殊な環境で進化しつつ生き残ってきた植物が、専門家の手によって培養され、街中の環境的には育ちにくい条件でも花を咲かせ、それを見ることができるところにあります。

(1)日本のミヤマキリシマもロックガーデンを飾る〈Rhododendron kiusianum〉九州の霧島、阿蘇山他原産 ツツジ科

気温が低い地方では、背丈が伸びずコンパクトに育ちます。

(2)コーカサス地方にある母種の変種〈Anthemis Biebersteinii V.pectinata〉小アジア(トルコ)原産。キク科

全体が絹毛に覆われた茎葉に、夏に黄色の花が咲き美しい。

(3)サクラソウに良く似る〈Androsace primuloides〉ヒマラヤ原産。サクラソウ科

葉には白毛が多く、ピンクの花を咲かせる。

(4)黄色い花のニワナズナの仲間〈AlyssumWulfenianum〉
小アジア(トルコ)原産。アブラナ科

葉は厚く灰緑色。花は鮮黄色で夏に咲きます。

(5)高低差のある岩組みに映える〈Achillea Huteri〉スイス原産。キク科

ノコギリソウの仲間。5~7月頃に多くの白い花が賑わう。

(2003/12/01号 平馬 正 著)