緑のおはなし
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■三浦通信■
生垣のいろいろ・アメリカシカゴ郊外住宅地の生垣A

この辺りの住宅地は、玄関先に個性的な植栽が施され、芝生地には置物かと思えば野生のリスだったり野ウサギの子供が居たりと、散歩をするには、それは楽しいところでした。


玄関前とガレージ脇にシンボルツリーとして桜の木が植栽されています。
建物周りはコニファーの植栽と松の低垣が囲っています。
また、玄関口までは間を空けたボックスウッドの低垣が、建物脇にはニシキギの低垣が続いています。
この辺りの住宅地の中では変わった樹種でまとめられた生垣でした。

 

玄関前の植込地を曲線のブロックで囲んでいます。
その中に、キャラの刈込、大葉ギボウシとススキを植栽し、根じめを地被植物で被っています。
窓下の平らに仕上げた生垣が全体を引き締めて見せています。

 

建物脇の窓下の生垣です。
樹種は、レンギョウの仲間と思われます。
白い建物にグリーンの生垣が映え、遠くから眺めると、全体がとてもすっきりと見えます。

 

玄関口にブロックで曲線の植込地を作り、キャラを角型に刈込んでいます。
この生垣は不思議な組み方で、近くで見ると1つ1つが単独で見えますが、遠くから角度を変えて眺めると、ヨーロッパの城壁のように見えてきます。
とてもおもしろい生垣です。

 

色々な形に刈り込んだ生垣です。
建物周り正面部分の生垣は、高さが揃っていますが、巾には変化を持たせています。
入口通路部分も他と同じ樹種ですが、色々な形に仕上げられています。
一見、変化に富んだ生垣ですが、下部の縁取りブロックと敷きつめた白玉石によって全体がまとめられ、すっきりと仕上がっています。

(2012/07/18号 三浦 敢司 著

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